2001年1月20日。
新潟市のメインストリート古町通7番町に出現した、テント、プレハブ、そしてステージや音響機器。
この日、午後1時から、ちょっとしたイベントが行われた。
普段、土曜日の1時から東京FMをキー局として放送されている番組達。それらが、普段の渋谷スペイン坂スタジオを飛び出して、この古町の特設ブースへとやって来た!
今の仕事に就いて、LIVE等というものにすっかり参加出来なくなった身としては、例え徹夜明けであろうと、身が動くのであれば行くしか!
という訳で、アーケード街の真ん中に設置されたステージの前に立っていたのだった。
13:00~ カウントダウンジャパン
私が到着したのは、オンエア数分前。ステージでは、音響の最終チェックの為、ゲストの鬼束ちひろが月光を唄っていた。
そしてオンエア。客数は……まぁまぁ、かな? 商店街の真ん中の割には、とも思うけど、まぁこれから始まるんだし。
そんな客の、敢えて真ん中辺りの余裕のある位置に立つ私。だって前行くと、ギャクにブースやステージが見づらくなるし。
最初のゲスト、ペニシリンの二人が登場すると沸く……女子中高生達。反対に、ある程度の年齢に達した(?)男性陣は反応鈍し。当然か。
レコード会社移籍後初のシングルの話あったな。シングルで1000円なのにDVDが1枚付いてくる、『売れれば売れるだけ大赤字』(ペニシリン談)なアレ。
そして当然の如く、ペニシリンの正面に集まるおなご達。ペニシリンの出番終わるとサッと散るおなご達(笑)。
続いてのゲストは鬼束ちひろ。
全国ツアーの話が出た。この番組が最初の発表なんだそうな。ツアーでは新潟にも来るんだけど……だから行けないんだっちゅーに(涙)。
あとは新曲とファーストアルバムの話とか。
14:00~ ポップスベストテン
実は、4番組の中で、これが一番ディレクターさんのテンションが高かった(笑)。拍手の強要(笑)のさせ方とか。まるでテレビ番組で、観客に拍手やら歓声やら何やらを指示してるような感じ。
それはさておき。
ゲストは、カレイドスコープの3人、彼らも新曲を引っさげての登場。
……はいいんだけど、CDJに比べて客数減ってるよ。お陰で寒くなってきたので、やむなく前方に移動。
しかし、実はこの番組から生演奏が入るので、前方にいて困る事もなかったり。かえって、人減って有り難かったかな。
生演奏2曲を挟んでトーク。命名の由来とか、メンバーの音楽嗜好とか、まぁ色々。
15:00~ スーパーワールドカウントジャパン
2時間を超えると、冷え性な身には堪える(涙)。しかし、また客足が戻って来たので、暖まってはくる……てゆーか、どんどん増えてんですけどー!? 今のトコ、人数最大……?
ここのゲストはトマトキューブ。何でも、2日前のミュージックステーションにも出たんだそうな。しかし、私はこのバンドだけは知らなかった……って、メジャーデビューから半年しか経ってないんじゃあね。
ヴォーカルの娘、妙にハイテンション。19才なんだそうで……おいおい、とか思って聞いてた私。番組パーソナリティの有坂来瞳もテンション高いし、DJ
SHINJIこと川上真二も関西出身なんでノリがアレだし……まぁ凄いテンションでしたな。
そして生演奏。の前に、1曲流してた。その間に、ギターの調律とかしてたんだけど、ヴォーカルの娘はする事ないのでMC。ファンサービス精神やよし。しかしハイテンション(笑)。
だったので、正直あまり期待していなかったんだけど……歌声は度肝を抜かれた。
声量豊富だし、結構上手だった。以前はストリートをメインにしていたんだそうで、それを聞いて納得したけど。
故に、個人的に一番掘り出し物だと思った、トマトキューブ。アルバムも出るそうだしね。
16:00~ ザ・ゴールデンヒッツ
最後の1時間。ここまで来ると客足は留まる所を知らず(笑)どんどん増えていく……かなり、怖い。
ゲストは、またもや鬼束ちひろ。この番組はカウントダウンがないので、ゲストトークとリスナーからのFAXで進行していく。
でもそれはそれで嬉かったり。なにせ私鬼束のファンやし♪
トークの内容は、先のカウントダウンジャパンに出たものの延長。番組を聞いて送られてきたFAXとかもあったし。
そして生演奏。それまでと同じく2曲唄ったんだけど……いや~ん生鬼束♪ 大体1.5メートルくらいかな? の距離、ほぼ真正面てトコから見てたんだけど……普通、いくらライブといってもここまで近くじゃあ見れないよね。もし最前列だったら……手を延ばせば拉致れましたよ、ホント。いや、このライブだけでずっと外にいた甲斐があったってもんです(商店街の喫茶店から見てた人もいたんだけどね)。
放送終了後、パーソナリティのDJ Mappieこと松本ともこと鬼束のツーショット撮影があって、羨ましそうに見てた私(笑)。だってステージ上で撮ってんだもん。いいなぁ……。
という訳で、満喫してきたのでした♪
しかし、スタッフの皆さんは大変でした。彼らのお陰で、私達が楽しめたんだし……万雷の拍手と数多の感謝を彼らに♪